そら豆は去年もやった訳ですが、思い返してもこの一年で一番美味しかった感想でございます。
ならば!
今年は大量に植えつけてしまおうという計画でございます。
早めに撤収してしまえば夏野菜との入れ替えにもなりますしね。
2017_10_15(日)
10月15日に種蒔きをしました。仁徳一寸って品種でございますな。
ベランダに4号ポリポットを並べて約40ポット。中々大規模でございます。
発芽率が7~8割として、30株分ぐらいが出来ればいいなーって見積もりでした。
2017_11_5(日)
約3週間後の11月5日には、随分生え揃いました。
目標の半分以上の発芽は出来てそうでございますねぇ。
いまいち発芽していないやつ、成長が遅いやつがあったりして、
毎度のことながら種蒔きはイマイチ分からんですねぇ。
2017_11_12(日)
11月12日に植え付けしました。
去年は後半はアブラムシとの格闘になってしまったので、今年はシルバーマルチを敷いてみました。
そんなに効果があるのか? わかりませんなぁ・・・。
アブラムシは太陽光を背中に感じながら飛行する、それをシルバーマルチの反射で阻害するって理屈だったでしょうか。
効果がありそうな、なさそうな・・・・・・春にならねば分からんですな。
穴を空けてガンガン植えていく・・・・・・この穴を空ける作業も中々大変で面倒でございます。
ズボッと植え付け!
箸で簡単な支え、株元への土寄せなんかをしてると陽が暮れ始めて・・・急げ急げーっとなんとか完了しましたよ。
一列、約15mを全部そら豆にしてみました!
全部で30株ちょいで、うまくいけば食べきれないぐらいになりますねぇ。 楽しみ楽しみでございます。
2017_12_23(土)
現在のそら豆。 あまり成長していないですな。
よーく見ると、根元から脇芽がちらほら出てきております。
そら豆は最初の茎である主軸にはあまり実が着かない習性があるらしく、
この脇芽を育てて収穫に使うのでこの脇芽が重要でございますよ。
良い感じの脇芽が5~6本出てくれれば収穫量に期待出来ます。
これを誘発する為に主軸の先端を切って成長を止めるのが今回の作業ですな。
After
先端をバッサリ切ってます。
ちょっと寒々しい。
去年の同じ時期はもうちょっと大きくなってたような気が致します。
霜が降りたりして成長が阻害されているんだと思われますので、近日中に不織布でも掛けてみますかねー
2018_2_24(土)
今年は寒波が酷くて不織布トンネルを掛けて放置しっぱなしになっていたそら豆の世話を致しましたよ。
不織布トンネル越しに、今年はちょっと調子が悪そうだと思っていましたが
ここのところ若干気温が上がってきて状態が好転したので脇芽を処理しました。
不織布トンネルが掛かっている様子。
この一列全部そら豆でございます。 30株ぐらいありますよ。
不織布トンネルを剥ぐってみると、個体差はあるものの中々悪くない状態になっていました。
これは良い状態の株でございます。
脇芽が10本ぐらい伸びてわっさわさになっておりますよ。
こんな感じが全体の8割ぐらいでした。
こちらは不調苗。
うーん、、、植えつけた時と全然変わり無いですねぇ。
これぐらいのが2~3株で1割ぐらい。
し、死んでる・・・・・・。
これが3株で1割。
多少悪い状態の株もありますがこのぐらいはしょうがないかという感じでございます。
なにせ今年は異常な大寒波でしたから・・・
順調な株はどんどこ脇芽を取ります。
10本ぐらい出ているのを5~6本まで減らしますよ。
こんな感じに。
5本にするか6本にするかは気分で決めました。
良い芽が6本あれば特に切ることもないだろう、的な感じでございます。
この作業、30株もあると手間でございます。
なんやかんや1時間ぐらい掛かったような。 無心で作業を続けましたよ。
作業中に気付いたことに、一部の株では花の蕾が出来ておりました。 分かりますかね?
来週再来週ぐらいには花が咲いてくるんでしょうか。 追肥の準備もしないとですねぇ。
1時間の成果でございます。
うむ、疲れました。。
来週からは気温がだいぶ上がるようで、そうすると毎週脇芽を取る作業が発生したり
アブラムシ対策が必要だったり手間が増えそうでございますねぇ。。
やはりそら豆は手間が掛かる・・・・・・。
2018_3_4(日)
ずいぶん暖かくなって、どんどん大きくなってきました。
葉が大きくなってきましたな。
もうすぐ仕立てが必要になるので支柱を打ち込みます
去年の反省として、台風が来ても倒れないだけの太い支柱を打ち込みたいので
不織布トンネルを取り払って金属の杭をまず打ち込んで穴をあけました!
そこにこんな感じに、太めの支柱を5m間隔に打ち込んでみたところでございます。
これでもうちょっと大きくなっても仕立てが出来ますな。
2018_3_18(日)
この時期、毎週やらないといけない作業でございます。
そう、そら豆の脇芽欠きでございます。
去年は2株だけだったので大した作業ではなかったんですが、今年は30株近くやってるので大変です。
1株1~2分ぐらいではあるものの、中々面倒でございます。座りっぱなしだし。
なぜそら豆があんなに高いのか分かりますねぇ。
そのそら豆ですが、随分背丈も伸びてきて仕立ての紐を引いていないと倒れちゃう感じになりました。
例年はここから更に成長が早くなっていくので楽しみですねぇ。
毎週やってるのにこんなに脇芽が採れちゃいます。
食べられればいいんですけど、これは食べられない。
で、去年は3月末辺りにはアブラムシが発生していて、これの対処に四苦八苦した覚えがございます。
その対策として今年はシルバーマルチを敷いているんですが、これに更に対策強化として反射テープを掛けます。
ちょっと写真だと分かり辛いですけど、このテープが風に揺れるとかなり光が反射します。
結構キラキラするテープです。
特殊な印刷だそうでございますよ。
アブラムシは太陽光を背中に感じて飛ぶそうで、その時光の反射を嫌がるそうです。
シルバーマルチと反射テープで完全防除とまではいかなくても、多少は防げるんじゃないかと期待ですねぇ。
2018_3_31(土)
午前中ゆっくりしてお昼近くから畑に出て行きましたが今日は暖かいを通り越して暑かった!
いやー春ですねぇ。 3月最終日で初夏のような気候でした。
25℃近くて作業中背中がチリチリ焼けるようでした。
この1,2週間ぐらいで一気に背丈が伸びてきました。
反射テープの位置が先週までの背丈だったのが10cmぐらい伸びてきていますねぇ。
冬の停滞感からすると毎日変化があって楽しいですねぇ。
今週もまた脇芽欠きの作業をしました。
毎週やってるのにこんな量でございます。 1週間でどんだけ伸びているのやら。
で、脇芽を欠きながら今日はアブラムシが付いていないかをチェックしました。
去年はこのぐらいの時期にアブラムシが大量についてきていたので今年もなるか・・・と。
で、今年はまだアブラムシは付いていませんでしたよ。
今年は反射テープとシルバーテープを設置し防除している成果でございましょうか。
効果があるのか無いのかわかりませんねぇ。
防除の意味を込めて、こんな製品を使ってみました。
液肥でありながらアブラムシ殺虫要素もあるという製品だそうでございますよ。
液肥タイプは即効性も有りマルチをめくらずにすむので手間が掛からず良い感じです!
2018_4_13(金)
なにやら明日土曜は当地では強風が吹き荒れるそうです。
それならば、今日のうちに補強しておこうってね!
今日は仕事があって帰宅してから作業。
わざわざこんな夜でも頑張って作業するのには理由がございますよ。
こちらは先週の強風があった日のことでございます。
きちんと仕立て紐が張れてなかった部分があったんでしょう。 ボキリと折れてしまったようです。
被害は35株あって1株5本立てていている内の3本ぐらいなので大したことは無いんですが、
ちゃーんとケアしていれば防げる話なのでちゃっとガックリしちゃいますので頑張っておくべし!
くらーい
電気ランタンを手に作業します。
ちょっと暗くて見辛いですが、仕立ての紐から随分背が高く育っているのが見えます。
この1週間で随分成長したようですねぇ。
この仕立ての紐を一段追加して、強風が吹いても揺れ辛くしておきます、と。
30分もあれば出来る作業ですけど、安定感が随分変わります。 これで安心でございますよ!
この調子だとあと1ヶ月もせずに収穫になりそうです。
近々追肥と、その後に芯止めして・・・そしたら収穫開始かな? 楽しみですねぇ~。
2018_4_14(土)
急げ急げと作業していましたが、土曜午前中も普通に作業出来たのでその続きです!
紐にもたれ掛かりつつありますねぇ。 もう人の腰ぐらいの高さになっています。
紐を1段追加してしっかりさせてやらねば!
紐をしっかり追加して、さて毎週の作業である脇芽欠き!
今週はそこまででも無いような?
ちょっと寒かったからかそこまで伸びなかったようでございます。
しかーし、実はちゃくちゃくと出来ていますよ。
早い部分では人差し指ぐらいのサイズになってきています。 いいですねぇいいですねぇ!
しかし食べられるころには手のひらぐらいのサイズになることを考えると、あと2~3週間ぐらいは掛かる感じですねぇ。
収穫のピークは1ヵ月後といったところと予想! 待ち遠しいですな。
実の肥大に備えて、最後の追肥を行いました!
マルチシートを捲くります。
これが一番しんどい作業です。
杭が深く刺さってたりして、とにかく手間なんですよねぇ。 これだからマルチはしたくないですぞ!
追肥は化成肥料でございますが。
マメ科なので窒素が効き過ぎると蔓ボケするそうで。
もう着果が進んでいるので今更蔓ボケもなにもなさそうですが、一応この低度化成を使います!
よく使われるのは普通化成ですな。 8-8-8ってバランスの肥料です。
チッソ、リン、カリの3元素がバランス良く組まれてる訳でございます。
今回投入するこの低度化成は3-10-10というチッソが少ない構成。
これだと蔓ボケし辛いかもしれないし、実を育てるのに重要なリンが普通よりちょっと多く都合が良いのではという予測。
こんな感じにパラパラパラっと。
・・・見えませんな。。
さっ、こっから2~4週間が勝負ですな。
今季はまだ来てないですが、来たらぶっとばしてやるぞアブラムシさんよぉ~!
2018_4_28(土)
GWに突入しましたね!
わたくしめは怒涛の9連休でございます。
好きなだけ畑作業が出来ますねぇ。 GW明けには肌がこんがり焼けてそうでございますよ。
さて、もう7ヶ月も手間を掛けているそら豆君ですが、随分大きくなりました。
別の角度から。 草丈は1mぐらいになっています。
で、芯止めを行います。
そら豆はどっちみち5月下旬には枯れる運命でございます。
ですのでここらで背丈を伸ばすのをやめさせて、その分の余力を実の充実に充てさせるということでございますよ。
あまり上の方の花は実になる前に樹が枯れる、ということは去年の栽培でよく分かっていますからね!
これが現状です。
もう随分先端が細っていっています。
先端から5枝いったところで、花が着くのが終わっているのが分かるでしょうか。
そら豆君は株元の花は1箇所に3~4個の花が着くんですが、
それが段々株の力が弱まって3、2、1と減っていってしまうものでございます。
これがついに1つも着かなくなったらそこで芯止めするのが正しいようです。
この写真では、随分機を逃してる・・・そう、逃がしているわけでございます。 怠慢でございます。
遅ればせながらも、頑張って全株の芯を取り除きました。
結構ありますな。
手間でしたがこれで良し、です。
肝心の実付きですが、株元の実はごっちゃり着いてきます。良かった良かった。
莢が下を向いて、完熟一歩手前まで来ていました。
去年よりちょっと早い気がしますな。
いくつか完熟かも? と思って試し採りしてみました。
ちょっと写真が悪いですが、莢との結合部がまだ緑色で完熟一歩手前でした。
この部分がお歯黒と呼ばれる黒くなる状態が個人的にベストですが、そこまではあと1週間といったところでしょうか。
それでも味は最高でした。
あとはもうちょっと固くホクホクしてくれば完璧でございます!
このあと1ヶ月近く収穫が続き、6月には撤去しました。
去年の満足度から今年は大規模に植えましたが、30株以上は流石に多すぎでございました・・・。
ちょっと消費が追いつかなかったりしましたな。。
とはいえ5株とかだと満足出来ないぐらい良いものなので、来年も10~15株ぐらいはやりたい所存でございます!